トンは重さを表す単位です。
重さの他に船の大きさも表します。
タンカーなどの船を重量○トン、総☓トンなどといいますよね。
トンの語源は、船に積んでいた酒樽と叩いた時の「とんとん」という音に由来します。
バカみたいですが本当の話です。
15世紀からの大航海時代、船は貿易で大量の物資を運ぶために必要不可欠な手段でした。
お酒も積極的に取引されていた品物です。
フランスのワインの名産地ボルドーから、イギリスへたくさん船が出ていました。
このワイン樽をいくつ積めるかで、船の大きさ・積み荷能力を測ったのが始まりです。
当時のワイン樽の容量は約40フィート(約1133リットル)です。
ここから重さの1単位として1000キログラムになり、今では1000キログラムが1トンになっています。
もしワイン樽を叩いた音が「ぺちっ」だったら、今のトンはペチになっていたのかもw
トンの語源でした。